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第1節鹿島戦雑感

 土曜日に行われた鹿島との開幕戦を0-1の勝利で飾ったFC東京。約10年ぶりの鬼門突破となったこの試合、篠田監督は5人の新加入選手をスタートから起用しました。システムは去年から引き続き4231を採用。中島翔哉を外して永井謙佑を左サイドハーフでチョイスしたことは意外でしたが、結果から見れば、永井の起用は正しかったことになります。

 鹿島の攻撃は主に右サイドの遠藤と西から始まることが多い。まずはここのケアをすることが重要であり、そのための永井だったわけですが、正直に言って、永井がここまで守備ができる選手とは思っていませんでした。プレスをかけるスピードと量、他の選手との連動性も申し分なく見えました。

 それからセットプレー守備時のストーン役もこれまで前田がつとめていましたが、鹿島戦では永井がやっていました。2列目に河野と中島を同時起用するには前田が先発することが前提だと篠田監督は考えているかもしれません。永井は前田より5センチほど身長は低いものの、跳躍力もあるのでしっかり跳ね返せていました。

 中島に関していえば、決勝点になったオウンゴールは彼のシュート意識から生まれましたし、彼の積極的なドリブルが流れを変えたのは間違いありません。ただスタメンをとるのであれば球離れの悪さや守備意識を改善がしないと…というのがこの試合からも見て取れました。

 他の新加入選手達、とりわけ髙萩洋次郎は球際に激しく行けていましたし、コンビを組んだ橋本拳人との補完関係も良好。チーム全体のバランスを自分が動き、時には人を動かしながらコントロールしていました。攻撃陣との連携はまだまだですが、とても好感を持ちました。勝利の立役者になった林は言わずもがなですが、大久保も献身的に守備をしていましたし、動きそのものは良かったと思います。得点も時間の問題ではないでしょうか。

 次節はホーム大宮戦、毎年ホームでは持ち前の甘さから勝ち点を盗まれてる印象の対戦ですが、今年は違うというのをを見せてもらいたいところです。